介護予防にドローンを活用
2021年よりドローンを介護予防に活用したい!と試行錯誤を重ねながら官民連携事業に参画しています。
まもなく3年目を迎えようとしている新規事業です。
介護予防とドローン、なかなか珍しい組み合わせは、ネット上で思わぬ研究機関で紹介されていることもあります。
2021年度、2022年度の参加者の推移は図の通り。
特に高齢者男性に人気のプログラムへと成長してきたなと感じます。
継続参加がポイント
「介護予防」の為に行っている事業なので、一番大切なポイントは継続して参加いただく事。
毎月楽しみに通える非日常体験教室にどう成長させるか、と言うのが2年間の取組みで常に考え続ける点でした。
また、参加されている方の特徴は
☑シニア男性が多いこと
☑ものづくりに携わっていた方が多いこと
☑機械への興味関心が高い方が多いこと
※2022年10月アンケート結果より
などが挙げられます。
ものづくりの町ならではの特性かも知れません。
特に、「飛ぶしくみ」や「バッテリー」について、中には電波に関する質問疑問を投げかけてくださる方もいらっしゃり、必死で答えようとする私たちは勉強させて頂いているなと感謝です。
さて話は少し反れましたが、そもそもドローン操縦技術に限界はなく、スクールを卒業したから完璧!と言う方は一人もいないと思います。
練習し続けなければ技術は錆びついていくし、そもそも操作を忘れてしまいます。
そういう意味では介護予防ドローンに通ってくださる高齢者の方は、毎月休まず練習を続けているおかげで、少々のトラブルは当たり前。トラブルが起きた時は、私たちにコントローラーを渡してくださる冷静ぶりが心強いなと思います。
元気シニアの後押し!
3年目となる2023年9月は、毎月コツコツ練習を重ねてきた高齢者有志の方が能動的に、子ども向けドローン体験講座の運営を私たちと一緒に開催します。
ドローン操縦はもちろん、子ども達への伝え方、イベント運営のポイント、役割分担なども事前に学んで臨みます。
豊かでわくわくするセカンドライフ・セカンドキャリアを創っていくためのチャレンジ第1歩です!