Well-Being(ウエルビーイング)について
大阪 京橋にあるNTT西日本が作った素晴らしいオープンイノベーション施設「QuintBridge」で生き方について、これからビジネスとしてやっていきたい事について、ゼミを受講させて頂き、最終発表の機会を頂きました。
私が受講したのは広島で「人と暮らしのウエルビーイング」をまちづくりを通して行っている谷口千春さんのゼミ。
まちづくり、リノベーション、全く異なる分野の千春さんですが、トークセッションをお聞きしてこの人のゼミを受講したい!!
熱い想いでエントリーさせて頂きました。
応募者が多かった中で参加させて頂けたのはとても光栄なこと。
「欲しい未来をたぐり寄せる」ための生き方を学べるゼミでした。
マンダラート
ゼミの課題はなかなか手ごわく、千春さんからの課題は「マンダラート」から始まります。
マンダラートとは???から始まった私はどうしても81個のマスが埋まらなく四苦八苦。
ゼミ生の方に何度もオンライン壁打ちを協力していただき、なんとか完成しました。
出来栄えはともかく、取り組めたことが大きな成果です。
自分・家族・仕事、いくつか主語を変えて作成。
作成のための時間が自己理解、家族理解、仕事理解に繋がる行動なのだなと感じています。
私はマンダラート作成自体は相当苦手なことも発覚しましたが、ゼミ生の中には大好き、得意、と言う方もいらっしゃいます。
ひとつひとつの工程を経て得意と苦手を知っていく、まだまだ自己理解も奥深いものだなと感じました。
ストレングスファインダー
毎回の課題は本当に大変でしたが、ストレングスファインダーは自己を深堀するのに大変役立ちました。
そして楽しかった!
「楽しい」ことはどんどん積極的に取り組める!なにを行うにも「楽しい」は中心に置きたいなと再認識。
ゼミの終わった今も、自分の「強み」「弱み」を理解していることはプライベートにも仕事にも生かされていると感じています。
千春さんの引き出しはとにかく多くて大きくて、知らない言葉や知らない世界がたくさんあり刺激的でもありました。
他にも「ぺちゃくちゃ」「Give&Giveサークル」など準備に追われながら、準備をすることで自分が整っていく感覚。
貴重な体験だらけのゼミでした。
真善美
千春さんは常に言われていた「私と私たちのウエルビーイング」について
ゼミの約4か月間、これほど「私」は誰なのか、「私たち」は誰なのか、考え抜いた時間はなかっなと振り返っています。
プライベートにおいても「私」は自分・夫婦・家族、いろいろな「私」に置き換えることができます。
現在事業として力を入れている介護予防、シニアドローンについても然り。
「私」が自分単体なのか、法人としてのドローンチームNadeshikoなのか、チームとしてのドローンチームNadeshikoなのかによってずいぶん「私のウエルビーイング」は変わってきます。
現在の「私と私たち」はドローンチームNadeshikoと、シニアドローン教室に通ってくださる教室生さんだなと考えています。
最終発表時点での私の真善美はこのように発表させて頂きました。
真 私の想い
善 私たちの想い
美 真と善を行動に移すこと
人によって、ライフステージによって、いく通りもの「真善美」は存在するのだろうなと言うのが今の私の現在地。
5年後、10年後にどう思っているのか変化も楽しみたいと思います。
親の将来を思って泣いた日々
ところで皆さんは親の将来を考えて泣いたことはありますか?
自分の人生にそんな日がやってくるとは思ってもみませんでした。
3年前から認知症が始まった実母。
コロナ禍で引きこもり生活を余儀なくされ、どんどん症状が進んでいく母に会った夜、もうどうしたら良いのか途方に暮れてしまい、父の入っている仏壇の前で一人号泣したこと。
親の将来を考えて泣く、若い頃には想像もできなかった自分がそこには居ました。
当事者の不安、その家族の不安と共に路頭に迷う感覚。
言葉の分からない外国に一人ぼっちで放り出されたような感覚。
当事者の心の中は想像でしか分からないけれど、当事者作家の樋口直美さんが書かれた「誤作動する脳」の一文がふと頭の中に浮かんだ時期でした。
当事者だけではなく、その家族もやはり言葉の分からない外国に突然迷い込んだ感覚を持つ方は多いのではないかなと想像しています。
認知症の入り口になり易いともいわれてる引きこもりを一人でも減らしたい。
昨年から取り組み始めたシニアドローン教室が介護予防の一端を担えるように、今できることを精いっぱい取り組んでいきたいです。
男性にも人気のシニアドローン教室にはまだまだ足りないものがあります。
ちょっとした非日常体験の後に、のんびり語れる空間も欲しい。
その空間に「美味しい」もあると更に素敵な場所になる。
谷口さんが紡いでいかれるミナガルテンの物語りをお聞きするうちに、私の「欲しい未来」が具体的に浮かびあがってきました。
「シニアの居場所」も兼ねた、わくわくと心理的安全が入り混じる未来に向かう空間。
欲しい未来の主語をどう構築していくのか、がこれからの課題でもありわくわくでもあります。
これから更に進む高齢化社会、私も高齢者の仲間として共に自分たちの空間作りを考えていきたいと考えています。
学び多く、自分の軸を形成された素敵な素敵な谷口ゼミでした。
ドローンチームNadeshikoでは、
◆毎月第2日曜日 「初心者・シニアのドローン教室」
◆毎月第4日曜日 プログラミングでドローン飛行教室 「なでしこDojo」
詳しくはメール又は電話(080)7944-0657(汐江) までお問合せくださいね!
◆行政・学校・民間企業への出張講座
などニーズに合わせたドローン講座も行っています。